アドバイス
練習以外の時間で家での自主練習も上達のポイントになります。ここでは空いた時間に気軽にできるストレッチの方法を紹介します。
横開脚
座った状態で足を横に開きます。そのまま体を横や前に倒します。前に倒すときは自分の太ももが床につくようなイメージで前に倒します。自分の柔軟性に応 じて手のひら、肘、頭、胸、腹といった感じで目標を設定します。
【効果】
廻し蹴り(トルリョチャギ)が高く蹴れます。全ての蹴りがスムーズに出せるようになります。
縦開脚
前になる足の裏を前に向け、後ろになる足を横に向けます。この状態で体を徐々に下に下げていきます。床までつかないうちは後ろの膝を曲げた状態で体を下 げてください。(伸ばした状態だと膝に負担がかかる場合があります。)
【効果】
横蹴り(ヨプチャチルギ)、後ろ回し蹴り(パンデトルリョチャギ)、回転横蹴り(トラヨプチャチルギ)、踵落とし(ネリョチャギ)等が高く蹴れます。
股関節の柔軟
股関節の回転方向の柔軟です。足の裏と裏を合わせてあぐらをかいた状態で肘で足を押したり、その状態で体を前に倒します。
【効果】
蹴りをスムーズに出せるようにします。(特に跳び蹴り)
同時に腰、お尻のストレッチにもなるので練習による腰痛等の防止にもなります。
柔軟のコツと注意点
- 全てのストレッチは軽く痛いくらいのところで10秒から20秒止めてください。
- 止めている間は呼吸は止めず、できるだけ吐くほうに意識してください。
- 無理をすると筋肉が損傷しますので自分でセーブしてください。